EXPO’90（花博）の富士通パビリオン『ユニバース2 -太陽の響-』』(英語版タイトル：
Echoes Of The Sun)のために開発されたと言っても過言では無いIMAX SOLIDOシステムによる3D上映です。
EXPO'85（科学万博）の富士通パビリオン（オムニマックス）で上映された、アナグリフ方式(赤青メガネ方式)の最高峰『ザ・ユニバース -私たちは星から生まれた-』(英語版タイトル：We Are Born of Stars)の成功により、次に作るのはカラー作品だということで、オムニマックス(IMAXドーム)でもカラーで見るには当時は液晶シャッター方式3Dしかないということで開発されました。赤外線制御の96Hz液晶シャッターメガネが使用されます。
安価な3D偏光メガネ方式では無く、ゴーストが出づらいということで東京アイマックス・シアターではIMAX SOLIDOシステム採用となったようです。
更に3Dヘッドセットには仕掛けがあり、小型スピーカーが内蔵されています。これにより対応作品ではバイノーラルサウンドを楽しむ事が出来たらしいのですが、体験していないので分かりません。
IMAX70mmフィルム作品はスクリーンが大きすぎるため、原則として吹き替え上映となるのですが、外国人向けにヘッドセットを使用して英語版音声を聞いてもらうバイリンガル上映が実施されていました。
2002年2月1日閉館。
